イタリアでの最初の家はAirbnb
私は2年前の4月からイタリアへ留学していました。最初は1ヶ月の短期の予定でしたが、コースを変更し2ヶ月になり、さらに一度帰国してからもう一度渡ることになり。
結局一昨年はほとんどイタリアで過ごしていました。
そんな私のイタリアで最初の家はAirbnbで見つけた部屋でした。
今回は初めてのイタリア留学生活のスタート時の様子をシェアしたいと思います。
深夜のフィレンツェ空港
ロンドンからフィレンツェ空港についたのは深夜のことでした。
空港からタクシーで向かうつもりでしたが、住所もあまり詳しくわからない。
更に空港のインターネットも不安定、留学先の学校が英語でokの学校だったのでイタリア語も真面目に勉強しておらず、とても不安な時を過ごしました。
英語圏のロンドンから到着ということもあり、自分はこれで大丈夫なのかととても不安でした。
到着したは良いものの、タクシー乗り場がわからない…。
空港内をウロウロしていると警備員さんに「空港はもう閉まるよ」と言われました。
無知な私は24時間開いていない空港があるなんて知りませんでした‥。
しかも、もう最終のバスは行ってしまったと言われ、大慌て。
なんとか走り回ってタクシーを発見して飛び乗りました。
するとその後ろから中国人の団体がすごい勢いで追いかけてきて、もうわたしが乗っているにも関わらずタクシーのドアをこじ開けようとしました。恐怖。
イタリア人運転手がそれに対して
「今日はもうタクシーはない!自力で街に行きな!」
のようなことを中国人に片言の英語で言っていて、またドキドキ・・・。
でもやっと安心。いや、まだ安心できません。
イタリアではぼったくられることもあるらしいので、しっかり値段を確認します。
ガイドブックに載っていた情報と同じ金額だったので、やっと安心。
「で、どこ行くの?」
そう聞かれ、地図を見せるわたし。
運転手さんは英語が話せないらしく、なんか色々話しかけてくれましたが、イタリア語だったので聞こえないふりでごまかしました。
そして、無事ついたお家がこちらです。
共用部には私物が置かれていたので、寝室だけですが。とても綺麗なお家でした。しかし、窓をずっと閉めっぱなしだったのか、カビ臭く、床は湿気で濡れていました。イタリアはもっと乾いているイメージがあったので意外でした。
ホストさんも素敵な女性で、翌日はディナーを作ってご馳走してくれました。
スーパーで一騒動
少し気持ちも落ち着き、スーパーに買い物に行くことにしました。
素敵な街並みにうっとり・・・✨
こちらがコープです。ここで、ひと騒動・・・。フィレンツェのちょっと市街地から離れた場所だったため、全くと言っていいほど英語が通じませんでした。一言で言うと、『マジピンチ』でした。
なんとかセルフレジで買い物を終えましたが、セルフレジから出て行く時にレシートを照らさなきゃいけないということを私は知りませんでした。
その結果、私はこれでもかっというほど怒られました。笑
しかし、なんで怒られてるかわからない。
わからないからぼけっとするしかできない。
そんな状況の私を見て、店員さんは
「もうあんたわかんないならいいわ!」
のような感じで予備のレシート照らして通されました。それだけでももうメンタルやプライドは相当やられました。
ドアとの格闘
そしてその後家の前でまたひと騒動。
ドアが、開かない・・・!
ドアが古くて鍵がうまく回らない。もう号泣でした。(実際には涙目程度)
イタリアの街の真ん中でドアガチャガチャやりながら泣いているアジアンを見て、イタリアンたちは一体何を思ったでしょう。
結局ホストさんの弟が近くで仕事をしているということで鍵を開けに来てくれました。
ちなみにその人はすっと一瞬で開けていなくなりました。その後はもうこわくて出て行けなくなったのは言うまでもありません・・・。
それまでは2週間ほどイギリスで旅をしていたので、英語が通じないこともなく、悠々と過ごしていたわたしにいきなりのカルチャーパンチでした。カルチャーショックではない。もっとガツンと殴られた感じです。
『目を覚ませ!お前はイタリアにいるんだぞ?!イタリア語しゃべらずにどうやって生きていくんだ!』
そう言われた気分でした。
イタリアの魅力発見
落ち込んでも立ち直りが高速の私は翌日、一人で電車に乗ってどこかに行こう。と決めて急に一人でピサへ向かうのでした。
ということで、こちらはピサの斜塔です。↓
陽気な日本人家族と出会って定番の支える写真撮ってもらったり、アイス食べたりしてメンタルは完全に回復して帰宅しました✨(ちなみに鍵はまた開かなかった)
まとめ
この時に決意したことは、
『英語が話せたとしても、英語圏以外ではその国の言葉もちゃんと勉強しよう。』
ということでした。
まず、英語だけでいける!この気持ちが失礼だったなと思います。
いくら英語が世界共通語になっていると言っても、郷に入っては郷に従う。せめて、その国の言語を勉強しようとしてますよ!っていう気持ちを見せることは大事だと思いました。
英語は本当に素晴らしい言語です。
英語のおかげで繋がることができた絆がたくさんあります。
でも、すべての国に独自の文化があり、その国の言葉を勉強することは文化に触れることだということも忘れてはいけませんね。
今私はイタリア語とこれからのワーホリに向けてドイツ語を勉強中です。
英語でも多分問題ないのですが、かっこよく話せるようになるためにがんばっています!
妥協はしないでいこうと思います。
今日も読んでいただき
ありがとうございました!
(人*´∀`)。*゚+
AMO